道知事選 あす投開票 鈴木、池田陣営 道都でフィナーレ 大票田で最後の訴え

菅前首相(左)も応援に駆け付けた鈴木氏の街頭演説会=7日午後2時ごろ、JR札幌駅南口広場

 任期満了に伴う道知事選は9日、投開票される。3月23日の告示以降、無所属現職の鈴木直道氏(42)=自民党、公明党、新党大地推薦=と、無所属新人の池田真紀氏(50)=立憲民主党推薦、国民民主党道連、共産党道委、社民党道連支持=は17日間にわたる選挙戦を展開。人口減少対策、新型コロナウイルスで疲弊した本道経済の再生などを争点に、激しい舌戦を繰り広げている。両候補とも運動最終日の8日は大票田・札幌の街頭で大規模集会を開き、遊説を打ち上げる。

 ■鈴木陣営

 「私が165の市町村を、残りの14は妻が回り、179の市町村全てを回って札幌に帰って来ました。それぞれの市町村の課題、魅力をしっかり支えていくのが北海道知事の仕事です」

 7日の大規模街頭演説会。JR札幌駅南口広場で、鈴木氏はこう声を張り上げた。法政大の先輩、後輩の間柄である菅義偉前首相も応援に駆け付け、鈴木氏の1期目の実績を強調し「皆さんの力で当選させてください」と聴衆に呼び掛けた。

 1月28日に再選出馬を表明以降、現職知事としての公務をこなしがら前哨戦を展開。「デジタル、エネルギー、食」をキーワードとする政策を前面に打ち出し、告示以降は地方遊説に力点を注ぎ、全道各地に張り巡らせた後援組織と自民党道連の地方組織が連動。分厚い運動を継続している。

 「やるべきことをやって審判を仰ぐだけ」(陣営幹部)と組織を引き締め、2選のゴールへ向かう。最終日は大票田・札幌での街頭活動を活発化し、最後は中央区ススキノの選対事務所前でフィナーレを行い、遊説を打ち上げる。

 ■池田陣営

 「国の方針をそのまま市町村に流すだけではなく、北海道のさまざまな地域の実情、産業の実情を理解し、北海道知事として道民の暮らしを守っていく」

 7日のJR新札幌駅前での街頭演説で雨の中、池田氏はこう声を振り絞った。終了後、記者団に「あとはもう走るだけ。一人でも多くの人に、精いっぱいの思いを訴えたい」と語った。

 4者会議(立憲民主党道連、国民民主党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議)の出馬要請を受けたのは1月29日。要請を受諾し、出馬表明したのは2月4日。約2カ月という超短期決戦を駆け抜けてきた。

 告示以降は地方遊説に主眼を置き、最大の支持母体・連合北海道を中心に運動をフル回転。自公の巨大組織に、草の根戦術で対抗。6日からは札幌でつじ立ちを活発化し、無党派層の票の掘り起こしに入っている。

 「地方の感触は悪くない。激しく追い上げている」(陣営幹部)。運動最終日はススキノと中央区の選対事務所前で大規模集会を開き、遊説を打ち上げる。

     ◇

 共に無所属新人の門別芳夫氏(61)と三原大輔氏(48)も独自の運動を展開。門別氏は「道民生活応援給付金の創設」、三原氏は「北海道百年記念塔の保存」を強く訴えている。

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