統一地方選前半戦の投開票が9日、行われ、道知事選は鈴木直道氏が再選を果たし、道議選苫小牧市区(定数3)では立憲民主党の現職と自民党、公明党の新人がそれぞれ当選した。道政課題が山積する中、苫小牧市内の有権者に期待と注文を聞いた。
地元就職が増えるように
元中野町・会社経営 大場公重さん(56)
地方、大都市間のさまざまな格差を是正し、若者の人口流出を止めてほしい。道内にも多数の大学など学ぶ場はあるが、卒業後は大都市に流れてしまう。北海道を強くするためにも、賃金格差縮小や大手企業の道内進出を誘致するなど、地元就職する若者が増えるような政策を望む。
物価高騰に見合った賃金
もえぎ町・主婦 藤岡まゆみさん(57)
物価高騰への対策に力を入れてもらいたい。食料品は内容量が少なくなっているのに、値段は上がり続けている。電気料金の急激な値上がりも家計を圧迫している。
物価に見合った給料がもらえるよう、労働者の賃金上昇にいち早く取り組んでほしい。
光熱費補助の仕組みを
拓勇東町・飲食店経営 九十九まさみさん(46)
電気料金の値上げ、灯油価格の高騰が続く中、何とか(光熱費を)補助する仕組みを作ってほしい。鳥インフルエンザで卵の値段が急激に上がり、食料品の価格も高い。飲食店は大打撃だ。福祉も課題が山積み。介護職は時給が低く、成り手がいない状況。賃金のベースアップを求める。
知事の決断力、行動力に期待
のぞみ町・高専生 矢野巧実さん(20)
鈴木氏はコロナ禍で素早い対応をしたので、いい印象。決断力と行動力に期待したい。北海道は農畜産物の生産量や海産物の漁獲量が高い地域。物価高騰を抑える対策をしてほしい。乳製品も値上がりしているが生乳の大量廃棄問題を耳にする。生乳のロスをうまく活用できないか。
中小企業への支援策練って
泉町・中小企業診断士 千葉恒雄さん(81)
中小企業の支援策を充実させてほしい。新型コロナウイルスの影響で利息なしの融資を受けた企業が現在は返済に追われ、大変な状況にある。日本の雇用を生み出しているのは中小企業なので、そこを支援しないと後継者不足や産業の先細りなどにつながると思う。対策を練ってほしい。
福祉と動物愛護で高齢者支援
東開町・猫の保護団体代表 藤田藍さん(42)
高齢化の進展に伴う地域課題の解決を願う。最近はペットを飼う高齢者が多くなり、福祉と動物愛護の両面からの支えを必要とする人が増えている。今年度中に運用が始まる道の動物管理愛護センターの有効活用に加え、今あるまちの資源や良さを生かすような工夫を凝らした政策を望む。
















