兵庫県からリヤカーを引き、ごみを拾いながら旅をしている藪根頌己(やぶね・しょうき)さん(33)とパートナーの福本晃子さん(34)が5日に苫小牧市に入り、9日まで市内の道路などで目に入ったごみを拾った。苫小牧の印象を「ごみへの関心が高いまち」と語った。
2人は関西出身で旅行好き。「旅を通じて社会に貢献できる活動がしたい」と、ごみ拾いをしながら日本一周をする旅を計画し、昨年2月に兵庫県西脇市を出発した。
アルバイトなどで旅費を工面しながら、リヤカーを引き、テント泊をして歩き続け、昨年6月に北海道に上陸した。日本海側を海岸線に沿って北上し、宗谷岬、知床半島、根室を巡って新冠町まで来たところで、「北海道では冬に外を歩き続けることは難しい」と判断。11月下旬から今年3月末までは旅を中断して道内で働き、4月1日に新冠町で再開した。
兵庫県から海沿いを歩き続け、これまでに拾ったごみの総量は3128・5キロ。飲料の空き缶やペットボトルが多いという。
藪根さんは「苫小牧は市役所にゼロごみを推進する課があり、ポイ捨てやごみ削減に力を入れているまちだと思う。持ち込んだごみも快く引き取ってくれた」と笑顔を浮かべ、旅の目標を「日本一周とごみを10トン拾うこと。自分たちを見てポイ捨てをやめる人が増えてくれたらうれしい」と話した。福本さんは「私たちの活動に『元気や感動をもらった』と言ってくれた人たちに感謝しています」と語った。
2人は苫小牧で活動した後、9日に白老町に入った。
















