心や体に不調のある家族の介護や世話をする「ケアラー」と、大人が担うような家事や介護を日常的に行っている18歳未満の「ヤングケアラー」を地域で支えようと、道は今年度から3年間の道ケアラー支援推進計画を策定した。ケアラー支援を直接に規定した法律はなく、苫小牧市も今年度、ヤングケアラー支援条例の策定作業に入ることを明らかにしている。
道の推進計画は昨年施行された道ケアラー支援条例に基づく。基本的施策は▽ホームページやSNS(インターネット交流サイト)、ポスターによる普及啓発の促進▽相談支援体制の充実強化と職員向け研修などで早期発見と相談の場の確保▽交流拠点の設置や見守り、支え合いの意識を通じたケアラー支援のための地域づくり―が3本柱。
そのうち11項目について数値目標を設け、子どもたちに正しい知識が広まるよう「ヤングケアラーに関する児童生徒の認知度」は50%以上を目標とした。相談支援体制は全ての市町村で構築するよう100%の実施を求め、東胆振、日高といった21圏域に1人以上の地域アドバイザーを計画最終年度の25年度までに養成することとした。
各市町村が参考にしやすいよう先駆的な取り組み事例も紹介し、全道的なケアラー支援を加速して「全てのケアラーとその家族が孤立することなく健康で心豊かな生活を営み、将来にわたり夢や希望を持って暮らすことができる地域社会の実現を目指す」としている。
















