9日に投開票された統一地方選前半戦の知事選と道議選。苫小牧民報社は苫小牧市内の投票所で、知事選と道議選苫小牧市区の出口調査を行い、政党支持別の票の行方を探った。知事選は再選を果たした鈴木直道氏(42)が幅広く支援の輪を広げ、道議選は政党公認候補3人がそれぞれの支持基盤を手堅く固めた様子が浮き彫りとなった。
苫小牧市内の投票状況は、知事選が有効投票6万2185票に対し、再選した鈴木氏が4万7579票(得票率76・51%)を獲得し、野党共闘候補の池田真紀氏(50)の1万2685票(同20・40%)に大差を付けた。
出口調査の結果、鈴木氏を推薦した自民、公明両党の支持者は、いずれも9割以上が鈴木氏に投票したと回答。無党派層からも8割弱の支持を集めただけでなく、野党である立憲民主党から4割強、共産から5割弱票を得た。池田氏は無党派層の取り込みが2割弱にとどまり、推薦・支持をした立憲、共産からの支持も過半数だったが5割台にとどまった。
道議選苫小牧市区の投票状況は、有効投票6万622票に対し、当選した立憲民主党の沖田清志氏(59)が2万1057票(同34・73%)、自民党の板谷良久氏(55)が2万672票(同34・10%)、公明党の中村守氏(55)が1万2525票(同20・66%)。落選した無所属の西村俊寛氏(62)は6368票(同10・50%)だった。
出口調査の結果、沖田氏は立憲支持層の約7割を固め、候補擁立を見送った共産からも7割弱の票を取り込んだ。無党派層の支持も最多の5割弱。唯一の現職に対する実績が評価され、鈴木道政に対する批判の受け皿となった。
板谷氏は自民支持層の8割弱を固め、無党派層の得票も約3割、自主投票だった共産の得票も約1割。市議会議長などの経験を踏まえ、幅広い層から一定の支持を集め、2万票超の獲得で初当選を果たした。中村氏は公明票を取りこぼすことなく初当選につなげた。
西村氏は昨年6月の市長選で事実上支援した共産の約2割が投票し、無党派層からも約1割の支持を集めた。また、知事選で池田氏に投票した人の2割弱が西村氏に投票していた。
















