心落ち着かせる空間に カームダウン・クールダウン室開設 新千歳

心落ち着かせる空間に カームダウン・クールダウン室開設 新千歳
新千歳空港に開設した「カームダウン・クールダウン室」

 北海道エアポート(HAP、千歳市)は新千歳空港旅客ターミナルビルに、発達障害などのある人が心を落ち着かせるための場所「カームダウン・クールダウン室」を設置した。HAP新千歳空港事業所は「これまで空港への入場をためらっていた人も、安心して利用してもらえたら」とアピールしている。

 同室は国内線の空港ロビー(センタービル1階)、搭乗待合室内の19ゲート、101ゲート各付近、国際線の3階出発ロビーの更衣室内の計4カ所に開設。空港内で他人の視線を気にせず、比較的静かに過ごすことができるよう、1室はそれぞれ3平方メートル前後のこぢんまりとした造り。デザイン性の高い吸音パネルを設置し、室内に2人掛けソファーも用意した。

 また、国際線は既存の車いす用更衣室と兼用だが、照明の明るさを自由に変えられる調光式にするなど、外部からの光も極力遮る工夫も。同事業所は「吸音パネルのデザインに集中することで、落ち着く効果も期待できる」などと説明し、「空港という非日常的な空間から生じる不安や緊張を少しでも緩和して」と呼び掛ける。

 道内では2020年3月に旭川空港が導入しているが、HAPが道内7空港を運営・管理するようになってからは初の導入。3月20日から無料で開放しており、同事業所は「空港でいざというときに休める場所があることを知ってもらいたい。今後も安心して空港を利用してもらえるよう環境整備を進める」としている。

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