道内でも黄砂観測、苫小牧はPM2・5値上昇

道内でも黄砂観測、苫小牧はPM2・5値上昇
黄砂の汚れを落とす自動車ディーラーのスタッフ=13日午前10時ごろ、苫小牧市柳町

 道内でも12日、黄砂が観測された。室蘭地方気象台によると、胆振管内唯一の観測地点である室蘭市内では同日午後4時ごろ、肉眼で見通しが利く距離「視程」が7キロにとどまった。同管内で観測されたのは、2021年5月8日以来。苫小牧市内では同日、微小粒子状物質(PM2・5)の数値が一時的に上昇した。

 市環境保全課によると、市内2カ所のPM2・5の観測地点では12日午後6時現在、1立方メートル当たり最大52~40マイクログラムを観測。いずれも注意喚起を出すレベルには達しなかったが、前日の数値の2・3~2・6倍となった。

 13日、市内柳町のトヨタカローラ苫小牧苫小牧店は開店前から、黄砂で汚れた試乗車などの洗車作業に追われていた。同店によると、「先に水で黄砂を落とさないと車体を傷付けてしまう恐れがある」といい、高圧の洗車機で汚れを落とした後、スポンジでこするなどひと苦労の様子だった。

 午前中に試乗車11台、午後からは商品車の50台程度を洗う予定で、小袖一夫店長(49)は「洗車スタッフだけでなく、営業スタッフの手も借りながら作業を進めていく。きょう中には終わらず、あすまで続くかもしれない」と頭を抱えていた。

 同気象台によると、黄砂の影響は12日がピークで、13日以降、視界の悪い状態は解消されていくとしている。

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