北朝鮮ミサイル発射、苫小牧市内も各所対応に追われる

北朝鮮ミサイル発射、苫小牧市内も各所対応に追われる

 13日朝、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性のあるものが発射されたと発表されたことを受け、苫小牧市内でも消防や港湾関係者、学校など各所が対応に追われた。道内の鉄道は一時、運転を見合わせた。

 市消防本部は万が一に備え、市内の消防署や出張所の消防車両を車庫前に待機させ胆振、日高の各消防本部とも情報共有を図った。苫小牧海上保安署や苫小牧署も情報収集を進めたが、同日正午現在、被害の報告は寄せられていないという。

 苫小牧西港フェリーターミナルでは全国瞬時警報システム(Jアラート)発令後すべての作業を止め、乗客や社員が建物内へ避難。解除までの間、荷役作業は見合わせたが、フェリーの運航に影響はなかった。

 JR北海道によると、午前7時55分ごろから約20分間道内各線区の運転を見合わせ、安全確認。北海道新幹線に遅れが出たほか、函館線や千歳線などの快速エアポートや普通列車の計28本が運休し、約1万1840人に影響した。

 苫小牧市教委は、昨年10月にJアラートでミサイル発射の緊急情報が発出されたときの対応について各学校に通知済みで、各小中学校はそれを踏まえて対応した。

 児童生徒がすでに登下校中だったこともあり苫小牧美園小学校(中島勉校長)は教職員らが通学路で安全確認を行ったほか、保護者に落下可能性があったことを伝えるメールを送ったという。

 市危機管理室は情報収集を経て、午前8時25分ごろには独自に市公式LINEや防災メールなどで「ミサイルは北海道と周辺への落下の可能性がなくなりました」とアナウンス。市民からの問い合わせは2件で「どこに逃げたらよいのか」「解除はまだされないのか」という内容だった。

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