山菜採りのシーズンが本格化している。アウトドアブームと相まって野山に出掛ける人が多くなる時期、道は毒草を山菜と間違えて食べることのないよう注意を呼び掛けている。
道の調べによると、過去5年間(2018~22年)の有毒植物による食中毒事例は12件。患者数は23人に上り、うち4人が死亡している。例年4~5月に多く、22年は両月で8人の食中毒患者が発生した。
原因となった毒草はトリカブト、イヌサフラン、スイセンがほとんど。トリカブトはニリンソウやヨモギと、イヌサフランはギョウジャニンニクと、スイセンはニラとそれぞれ間違えやすい。19年5月に苫小牧市で2人の患者を出した食中毒もイヌサフランが原因と推定され、ギョウジャニンニクと誤ったという。
道は食べられるか判断のつかない山菜は「採らない、食べない、売らない、人にあげない」を徹底し、採った場合は種類ごとに持ち帰り料理する前に再度確認するよう求めている。道が作成した「毒草ハンドブック」が食品衛生課のホームページ(HP)からダウンロードできるほか、道立衛生研究所のHPではニリンソウとトリカブト(毒)、ギョウジャニンニクとイヌサフラン(毒)の見分け方のポイントを紹介する動画も見られる。



















