市議選候補者アンケート 上

市議選候補者アンケート 上

 苫小牧民報社は、23日投開票の苫小牧市議選(定数28)に立候補した現職、新人の計29人全員にアンケートを行い、自身の政策などを尋ねた。その回答を届け出順で3回に分けて紹介する。

公は公明、立憲は立憲民主、共は共産の公認。無は無所属。現は現職、新は新人。届け出順、敬称略。アンケートは文書回答で、表現や表記を当社基準に統一した上、内容を抜粋、要約して掲載。

候補者名 

(1)岩倉市政の評価とその理由 

(2)選挙戦で訴えること、当選後に取り組むこと 

(3)市民が議会に関心を持つため何が必要か。どう取り組むか

大野 正和 (51)公・現

 (1)評価する。集大成との話をされるが、財政を立て直したのも事実。これからのビジョンも評価に値する。

 (2)選挙戦では子育てしやすいまち、高齢者に優しいまちづくりを訴える。税など収入増のあらゆる提案、防災・減災のまちづくり、雇用対策などに取り組む。

 (3)果敢に正しい発信を行うことが一番大事。生活と政治のつながりをしっかり説明しなければならないと思う。

池田 謙次 (67)公・現

 (1)着実に公約を実現していることを大いに評価する。

 (2)議員の生命線は実績。市民の声の実現だ。これまで小中学校のトイレ洋式化などに取り組んだ。今後も学校給食の完全無料化、多目的タワーと避難所高台の設置など具体的に取り組む。

 (3)議員一人一人が議員としての力、魅力ある人間力を付けること。

山田 隆子 (62)無・新

 (1)市職員として岩倉市長の下、市政に携わってきた立場から評価は難しいが、職員定数の減などで組織運営体制が弱体化している。

 (2)高齢、障害、子ども、生活困窮の枠組みを超えた官、民、地域が一体となった重層的支援体制強化による組織支援の充実と地域づくり、支援を必要とする人への早期対応に取り組む。

 (3)議員と協働で考え、活動することで実現する実践を重ね、議員が地域でより身近で頼られる存在として市民の皆さまに認識してもらう。

越川 慶一 (50)無・現

 (1)行財政改革などによる財政健全化は一定の評価。一部の事業目的において市民理解が得られない収支もあり、さらなる議論が必要。

 (2)少子高齢化・人口減少対策として、新たな産業の創出に向けた企業誘致などで雇用を増やし、働いていても子育てしやすい環境整備、議会改革で議員定数2以上の削減に取り組む。

 (3)市民と議会との意見交換会(フリートーク)の開催や、市民への情報発信の強化に取り組む。市長選と市議選の同日選挙も有効。

首藤 孝治 (48)無・現

 (1)財政健全化指標の水準は安定し、苫小牧港発展の取り組みも多岐。一方、中心市街地活性化など課題は山積し、スピード感を欠く。

 (2)持続可能なまちづくりを進める中、現状の公共施設維持は困難。統合や複合、廃止について、市民サービスを考慮しながら協議する。中心市街地の活性化、子育て充実も取り組む。

 (3)市議会として市民と交流の場を増やすことが重要。市議会基本条例を制定後、広報・公聴を充実し、さらに発展させることが必要。

冨岡  隆 (69)共・現

 (1)評価できない。IR誘致では、一番大切な住民と一緒にまちづくりを進める姿勢が見えず、傲慢(ごうまん)な態度が目に付く。

 (2)医療費助成拡大など子育て支援の拡充、物価高騰から市民生活を守る施策、非核平和都市条例を制定する都市として平和の旗を掲げることを訴え、介護支援や防災体制を強化する。

 (3)議会の内容を市民に分かりやすく発信する。議会終了後、市民に伝えるための報告会や要望を聞く場を設ける。

山谷 芳則 (40)無・現

 (1)評価できる。財政健全化の道筋を示し、財政基盤を確立、強化するなど、20年先を見据えたまちづくりの実践を実行している。

 (2)子育て、教育の充実。子どもたちの学力を向上させる選択肢を広めたい。デジタル化で学習環境を改善、整備する。子育て世代を応援し、安心安全な地域づくりをサポートする。

 (3)子育て世代、若年者の関心が低いことが問題。若者世代が住みよい苫小牧にするため、意見交換など交流する場を創設する。

佐々木修司 (53)立憲・現

 (1)市民参加のまちづくりが進んでいるとは言い難い。IRは誘致の判断を住民投票、最低でも市民意向調査による民意の反映が必要。

 (2)地域経済の活性化、子育てしながら働きやすいまちの実現に向けて、地場産業の振興、産業の集積、地域雇用対策、子育て支援施策の充実・強化を図り、人口減少の抑制につなげたい。

 (3)より一層市民に開かれた議会とするため、議会基本条例の着実な実行を図るとともに、議員個々の発信力を高めることが必要。

松尾 省勝 (48)立憲・現

 (1)時の経過と共に寂れゆく駅前周辺の環境整備が進まず、不便を強いられる市民の思いは大変大きく、評価できない。

 (2)今を必死に耐え忍び努力される市民と寄り添いながら、経済、福祉、地域力向上の政策を伝えたい。公共交通政策、まちなか再生、LGBT(性的少数者)施策、地域福祉を重点に取り組む。

 (3)これまでも議会改革を議論してきたが、議会としてさらに積極的な情報発信が必要。市民意見を改めて伺い、取り組みに生かす。

小山 征三 (66)立憲・現

 (1)あまり評価できない。まちづくりにIRを結び付け、肝心の苫小牧駅周辺の再整備などが後回し。コロナ対策も適切な情報発信が不足している。

 (2)私の原点は防災。日本海溝・千島海溝沿い巨大地震対策に全力で取り組む。苫小牧市は特別強化地域。避難困難地域に安全な避難路や避難場所を確保し、市民の生命と財産を守る。

 (3)議会中継の充実、投票率の向上が必要。長距離移動が困難な方も投票できるよう、移動投票所の設置や郵便投票の拡大を進めたい。

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