とまチョップ水販売本数4年ぶり増 累計50万本達成

とまチョップ水販売本数4年ぶり増 累計50万本達成
4年ぶりに販売実績が前年度を上回った「とまチョップ水」

 苫小牧市が販売するペットボトル飲料「とまチョップ水」の販売実績(無償配布含む)が2022年度、7万4178本(21年度比1万3074本増)となり、4年ぶりに前年度の実績を上回った。新型コロナウイルス感染流行による行動規制の緩和や経済活動の回復などを背景に売り上げを伸ばした。15年度の販売開始以降の販売本数は累計50万本に達し、市は「苫小牧のおいしい水をさらにPRしていきたい」と意気込む。

 「とまチョップ水」は、おいしい水として評価の高い苫小牧の水道水から塩素を取り除き、500ミリリットルのペットボトルに詰めた商品。1本100円で、コンビニエンスストアといった小売店や公共施設、医療機関などで販売している。販売実績は15年度以降、年々増加し、18年度には9万2424本と過去最高を記録した。だが、コロナ感染流行が年度末ごろから始まった19年度は減少に転じ、流行が本格化した20年度は6万4272本と前年度比2割超の大幅にダウン。21年度は6万1104本にまで落ち込んだ。

 そうした中、22年度は感染対策と経済活動の両立という国の方針に基づく行動規制の緩和などにより、売り上げが回復。市はイベントで商品を売り込む活動にも力を入れ、昨年8月のとまこまい港まつりに3年ぶりに出店。過去2番目の売り上げとなった。

 さらに22年度の国際品質評価コンテスト・モンドセレクションで2度目の金賞を受賞。記念の新ラベルで販売したこともPRにつながり、市上下水道部総務経営課は「売り上げ増の効果が出た」と言う。

 とまチョップ水は、市民からも「軟らかくて飲みやすい」と好評で、商品を扱う小売店などの数も15年度当初の4カ所から伸び、22年度は76カ所にまで増えたという。

 同課は23年度の販売目標本数を7万6000本に設定し、さらなる売り上げ増を目指している。担当者は「苫小牧のおいしい水をアピールする趣旨で事業を続け、多くの人に飲んでもらいたい」と話している。

 苫小牧の水道水は、1985年に厚生省(現・厚生労働省)のおいしい水研究会による全国水質調査(人口10万人以上の198都市対象)で「おいしい水」に選ばれた。取水河川の一つである幌内川上流は、過去に環境省の公共用水域水質測定で最高ランクの水質と評価されたこともある。

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