人手不足感強まる 今春道内企業 北洋銀調査

人手不足感強まる 今春道内企業 北洋銀調査

 北洋銀行は、今春の道内企業の雇用動向調査結果を発表した。雇用人員判断DI(「過剰」とする企業の割合から「不足」とした企業の割合を引いた数値)はマイナス55で、前年比15ポイント低下。「アフターコロナ」を見据え、全ての業種で人手不足感が強まっている。

 雇用人員判断DIは、製造業がマイナス46(前年比12ポイント低下)で、非製造業がマイナス59(同17ポイント低下)。

 業種別では、全10業種で前年から低下した。特に運輸業(マイナス76)と建設業(マイナス69)で人手不足感が加速。新型コロナウイルスの影響が直撃したホテル・旅館業(マイナス67)は前年、プラス6と唯一「過剰」とした割合が大きいプラス水準だったが、73ポイント低下してマイナス水準に転じた。

 また、今春に「新卒採用した企業」の割合は前年比1ポイント増の40%に。ただ、採用予定人数に対する充足率は「予定通り」とした企業は32%にとどまり、前年比14ポイント低下。製造業の充足率は39%で前年(37%)を上回ったが、非製造業は30%で前年(50%)を大きく下回った。

 今後1年間の雇用方針DI(「増員する」と回答した企業の割合から「減員する」とした企業の割合を引いた数値)はプラス29となり、前年比11ポイント上昇。特に食料品製造業(19ポイント増のプラス22)、卸売業(25ポイント増のプラス40)、運輸業(16ポイント増のプラス20)、ホテル・旅館業(18ポイント増のプラス24)で大きく上昇している。

 調査は北海道二十一世紀総合研究所に委託し、2月中旬~3月中旬に、道内企業695社を対象に実施。335社から回答を得た(回答率48・2%)。

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