苫小牧港開港60周年記念事業多彩に モニュメント設置や市民イベント、川柳募集も 港管理組合

川柳の募集やSNSのアカウント開設をアピールする苫小牧港管理組合職員

 苫小牧港管理組合は、苫小牧港の開港60周年に当たる25日から記念事業を展開する。西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園にモニュメントを設置するほか、苫小牧港の新たな価値を考えるシンポジウム、市民向けイベントなど多彩に事業を企画。苫小牧市や北海道の発展を支えてきた同港の役割を再認識し、未来につなげる取り組みとする。

 同組合は事業展開に当たり、「とまチョップ」をデザインに取り入れた記念ロゴマークを作成し、各種広報物などに活用していく。25日は開港60周年の専用ホームページを開設するほか、インターネット交流サイト(SNS)も使って記念事業に関する情報発信を開始する。SNSでは「港の魅力を投稿し、多くの人に共有してもらいたい。若手職員を中心に60周年にちなんで60回の投稿を目指す」としている。

 また、同日、開港100年を迎える時代を想像して創作した川柳「苫柳」の募集を始める。6月30日まで受け付け、大賞作品に3万円の賞金を贈る。

 7~8月には、定期航路で船舶を運航する船会社に記念盾などを贈る事業を展開。8月18日には、キラキラ公園に設置したモニュメントの除幕式を行う。モニュメントは▽一目で苫小牧と分かる▽港で扱いが増えている40フィートコンテナ(長さ12・2メートル、幅2・4メートル、高さ2・6メートル)と同様サイズ▽ライトアップ機能がある―の3点を条件に設置事業者の公募も始めた。

 同組合は「港のにぎわい創出を図るのが狙い。観光資源になれば」と期待。9~10月にモニュメントのPRイベントも企画する。

 10月には、苫小牧港の新たな価値や魅力の創出について考える記念シンポジウムを開催する。この他、6~11月に、港の役割や機能を小学校の児童に学んでもらう出前講座を実施。時期は未定だが、港周辺の観光スポット巡りやフェリー船内見学会など市民向けイベントを予定する。7月17日の「海の日」をめどに、港湾業務艇を使用したクルージング体験も計画する。

 記念事業について同組合の平沢充成専任副管理者は「特に苫小牧港の未来を支える子どもたちに興味を持ってもらえる内容にしていきたい」としている。

 苫小牧港は1963年4月25日、第1船の石炭運搬船を迎えて開港。北日本最大の国際貿易港として発展し、北海道はもとより日本経済を支える重要港湾として成長を遂げた。

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