苫小牧市スポーツ協会が指定管理するダイナックス沼ノ端アイスアリーナ=苫小牧市=で16日、解氷されたリンクの水面に天井や周囲の景色が映し出される「水鏡」の見学会が開かれた。
同アリーナで2019年から始まったイベント。解氷作業は1日から実施。冷凍機を止め、4センチの氷を半分ほど削った後、約2週間ほどかけて外気などを取り入れた自然解凍を行った。溶けた水に照明の光を反射させることで、周囲の景色が水面に浮かび上がった。
この日は約20人が会場を訪れ、年に一度の幻想空間を楽しんだ。苫小牧市のアイスホッケークラブ、レッドモンスターズJrの佐藤壱架さん(ウトナイ小4年)は水が張り巡らされたリンク内を長靴で駆け回り「とっても楽しかった。氷が張ってリンクが完成したら、たくさん練習して将来スマイルジャパンの選手になれるように頑張りたいです」と笑顔で話した。

















