車いすバスケの魅力を体感 苫小牧WBCが体験会

車いすバスケの魅力を体感
苫小牧WBCが体験会
こつを教わりながらシュートにトライする参加者

 苫小牧市の車いすバスケットボールチーム「苫小牧WBC」は19日、苫小牧市総合体育館で市民向け体験会を行った。パラスポーツの普及と24時間テレビチャリティー委員会から寄贈された競技用車いすの有効活用が目的で、部員や参加者は和気あいあいと競技に打ち込んだ。

 競技用の車いすはブレーキがなく、車輪が「ハの字」に広がっているのが特徴。健常者のバスケットボールのように下半身を使ってシュートを打つことが難しく、手首のスナップを利かせながらゴールを狙う。

 この日は部員と参加者合わせて10人が集まり、ボールのハンドリングやシュート体験後、ミニゲームを行った。市船見町の倉下雅貴さん(25)は車いすバスケットボール初体験。「車いすの操作が大変だったが、実際にやってみると面白さが勝った」と笑顔で汗を流していた。

 苫小牧WBCはメンバーを募集している。毎週土曜日に苫小牧市福祉ふれあいセンターで練習を行っており、見学や体験が可能。松村和臣キャプテンは「チームには健常者も在籍している。パラスポーツというより、車いすに乗って行うスポーツとして捉えてほしい。障害の有無や性別は問わないため、興味ある人はぜひ体験に来て」と呼び掛けている。

 詳細や問い合わせは、同チームの公式フェイスブックで。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る