統一地方選後半戦の苫小牧市議選は23日、投開票を迎える。定数28を現職24人、新人5人の計29人で争う少数激戦の中、各候補は選挙最終日の22日も舌戦を展開。人口減少が加速し、市政を取り巻く課題が山積みする中、各候補の訴えを有権者がどう受け止め、判断するか注目される。
立候補者は前回より2人減で、定数1オーバーは過去最少。男女比は男性25人、女性4人。最年少は30歳、最年長は71歳。公認党派別では、公明党と立憲民主党が共に5人、共産党4人、自民党3人、国民民主党1人、諸派1人、無所属10人(うち政党推薦は自民党1人)となっている。
16日の告示後、各候補は遊説や街頭演説、個人演説会で子育て支援やスポーツ推進、地域経済活性化など、自身の政策を有権者に訴えている。候補によってはSNS(インターネット交流サイト)を使い、街頭演説の場所や選挙戦の様子を積極的に投稿し、得票につなげようとしている。
市議選の投票率が年々低下する中、市議会への関心を高めるため、候補も知恵を絞っている。本紙のアンケートに対し「市役所以外の公共施設で議会中継を放送」「若者世代が住みよい苫小牧にするため交流する場を創設する」「(男女が一定の割合になる)クオータ制の導入も有効」などの回答があるなど、さらなる議会改革を有権者に約束する候補も目立つ。
定数28に対し31人が立候補した前回(2019年4月)選挙では、トップ当選者の得票数が3800票台で、2位から17位までが2000票台。1000票台は14人で、最下位当選者の得票は1478票。次点との差は48票だった。
















