苫小牧青翔中学校2年の島崎嘉楽(かぐら)さん(13)が、3月末に東京都渋谷区のカワイ表参道で開かれた第39回JPTAピアノオーディション全国大会B部門(中学生対象)で優秀賞を獲得した。3度目の全国大会で初の入賞を果たし、「楽しく弾けた」と喜んでいる。
島崎さんは、1歳でエルム楽器苫小牧支店ヤマハ音楽教室(寿町)に入会。小学1年次から各種コンクールに挑戦し、日本ピアノ教育連盟主催の同オーディションでは小学3、6年次の2回、全国大会へ進んだが、受賞経験はなかった。
今回は、昨年11月に札幌市で行われた地区大会を通過し、3月26、27日の全国大会に駒を進めた。同部門から55人が出場。島崎さんは上位6人(優秀賞)に入り、28日の全国優秀者演奏会に選出された。
全国大会ではドビュッシー作曲の「ダンス」を披露した。踊りたくなるような演奏を心掛けつつ、会場の大きさも考え「適切な音量で弾けるよう調整した。練習通り緊張せずに弾けた」と島崎さん。表現力の高い出場者が多く、優秀賞に選ばれ「驚いた」と話す。審査員の講評では「明瞭な響きと適度なリズム表現が良い」「とても感情豊かに表現できていて感心」と高く評価された。
念願だった全国優秀者演奏会には、さまざまな部門から38人が参加。「ピアノが普段弾き慣れないスタインウェイで若干動揺した」と振り返るが、大舞台で見事に弾き切ることができたという。島崎さんは喜びをかみしめながら「今後は、もっと感情を音にはっきり出せるよう表現力を磨いていきたい」とさらなる飛躍を誓う。6月には全国大会進出者による受賞者コンサートが札幌市内で開かれる予定で、現在新たな曲に挑戦中だ。
島崎さんを指導する同教室の藤井結記子さん(54)は「リズム感が良く、多彩な音色をすてきに表現できる生徒。優秀者演奏会を目標にしていたので、とてもうれしかった」と笑顔を見せた。
















