4期連続プラス水準 1~3月期道内業況 売り上げ上昇、利益横ばい 北洋銀

4期連続プラス水準 1~3月期道内業況 売り上げ上昇、利益横ばい 北洋銀

 北洋銀行は、2023年1~3月期の道内企業の経営動向調査結果を発表した。全産業の売り上げDI(「増加した」企業の割合から「減少した」企業の割合を引いた数値)は、前期(22年10~12月期)に比べ5ポイント上昇して17となり、4期連続でプラス水準に。ただ、利益DIは前期から横ばいのマイナス3となり、マイナス水準から抜け出せずにいる。

 売り上げDIの業種別では8業種中、木材・木製品、鉄鋼・金属製品・機械、建設業、小売業、ホテル・旅館業の5業種が前期から改善。特にホテル・旅館業は3ポイント増の83となり、全業種で最も高い数値に。小売業は全業態で業況の持ち直しがみられ、48ポイント増と大幅に上昇して67になった。

 一方、食料品、卸売業、運輸業の3業種は前期から悪化。特に旅客の業況持ち直しと、貨物の苦戦という対照的な構図が続く運輸業は14ポイント下降し24となった。

 利益DIの業種別では、鉄鋼・金属製品・機械、小売業、運輸業、ホテル・旅館業の4業種が前期から改善。食料品、木材・木製品、建設業、卸売業の4業種で悪化した。

 全産業の4~6月期の見通しでは、売り上げDIは3ポイント下降して14、利益DIは横ばいのマイナス3の予想。「コスト増が続く中、見通しには慎重さが残り、業況持ち直しに足踏みが懸念される」と指摘している。

 調査は北海道二十一世紀総合研究所に委託。2月中旬~3月中旬に道内企業695社を対象に実施。335社から回答を得た。回答率48・2%。

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