苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターで23日、救護セミナー「知っているようで知らないカラスの話」が開かれた。NPO法人札幌カラス研究会の中村眞樹子代表理事(57)を講師に迎え、市民らがカラスの生態に理解を深めた。
中村さんは、北海道に生息しているカラスの主な種類としてハシボソガラスとハシブトガラスを挙げ、見分け方や鳴き声などを解説。どちらも雑食で動植物や魚、昆虫などさまざまな物を食べて生きていることに触れ、捕食している場面などを動画で紹介した。
カラスとごみの関係については「冬場はごみへの依存度が高まるが、ごみだけを食べて生きているわけではない」と指摘。ごみ捨て場の残りかすはカラスが食べることで分解されやすくなり、掃除が楽になっている側面もあると説いた。
父親と参加した苫小牧日新小学校6年の江崎敬一郎君(11)は「カラスが肉を食べることは知らなかった。見掛けたらよく観察してみたい」と話していた。
救護セミナーは野生動物について学ぶ機会として年3回開催しており、この日が今年の初回。
















