環境省は28日、2030年度までに家庭などでの電力消費に伴う二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「脱炭素先行地域」の3回目の選定結果を公表した。今回は鳥取市や松江市など16カ所が選ばれ、2度目の応募となった苫小牧市は、再び選定から漏れた。
同省は25年度までに全国100カ所以上に先行地域を設ける計画。今回までに全国32道府県83市町村の計62カ所が選定され、道内でも札幌市、石狩市、桧山管内奥尻町、十勝管内の上士幌町、鹿追町の5市町が選ばれている。
苫小牧市は昨年1~2月に申請を受け付けた1回目、市有施設に特化した太陽光発電の積極導入などの計画で臨んだが落選。その後、同7~8月募集の2回目は見送り、練り直した計画を今年2月に提出した。
市内の複数企業と指定エリアを定め、市民との関わりを強く意識した脱炭素事業の共同提案だったが、今回も選ばれなかった。
岩倉博文市長は「非常に残念」と結果を受け止め、今後の対応については「原因などをしっかりと分析し、共同提案者などと協議をしたい」としている。
















