苫小牧市双葉町で呉服店を運営する松浦商事(松浦秀範社長)は4月28日から3日間、市表町のまちなか交流センター・ココトマで「本藍染の世界展」を開催し、徳島県産の蓼藍(たであい)を使ったネクタイや着物などを展示販売した。計150人が来場し、アイの生産地として名高い同県の藍染め文化に触れた。
国選定阿波藍製造技術無形文化財保持者の佐藤昭人さんが生成した天然の藍染料「すくも」を「天然灰汁(あく)発酵建て」という技法で染めた着物、Tシャツ、絹を会場に並べたほか、江戸時代後期に生産された婚礼用の掛け布団を展示した。
ハンカチ染め体験も行い、人気を集めた。来場者が輪ゴムで縛ったハンカチを佐藤さんのすくもで染め上げると、オリジナルの模様が出来上がった。
参加した市有珠の沢町の二階堂啓也さん(71)は「(藍の葉を絞って抽出した液体で生地を染色する)生葉染めをしているが、色の美しさが全く違う。貴重な体験ができた」と笑顔で話していた。
















