札幌市中心部で4年ぶり通常メーデー 連合系と道労連系 4000人参加

札幌市中心部で4年ぶり通常メーデー 連合系と道労連系 4000人参加
4年ぶりにデモ行進も復活させた連合系のメーデー大会=1日、札幌市中央区

 メーデーの1日、札幌市内では連合北海道系と道労連系のメーデー大会がそれぞれ開かれた。新型コロナウイルスの影響を受け、参加者との対面方式での開催は2019年以来4年ぶり。主催者発表で約4000人が参加。市内中心部でのデモ行進も復活させ、労働者の祭典を祝った。

 連合系は、中央区の大通公園西8丁目広場で「第94回全道メーデー大会」(実行委主催)を開催。「支え合い・助け合う社会をつくり、くらしを守ろう! 笑顔あふれる未来をめざし 

力を合わせ ともに進もう!」をメインスローガンに掲げ、150団体から約3000人が参加した。

 連合北海道の杉山元会長は2023春闘について「前半では高水準の賃金回答が多かったが、約半数は妥結に至らず今も交渉を継続中」と切り出し、「持続的な賃上げに向けたターニングポイントに位置付けている」と今春闘の意義を強調。「改めてメーデーの意義を再確認し、未解決組合の解決を促進し、長時間労働の是正など労働条件の改善に努力していこう」と呼び掛けた。

 続いて来賓の土屋俊亮副知事、秋元克広札幌市長、徳永エリ参院議員、今春の知事選に出馬した池田真紀前衆院議員が祝辞を述べた。

 この後、あらゆるハラスメントを根絶し、誰もが生き生きと働き続けられる社会の実現などを盛り込んだメーデースローガンを採択。「ロシアのウクライナ軍事侵攻の即時中止・撤退など恒久平和と軍縮を求める」と「性的指向・性自認『SOGI』に関する差別を禁止する法律の早期制定を求める」の2件の決議案も拍手で承認した。

 大会終了後、市内中心部をデモ行進。「立憲主義を守ろう」とシュプレヒコールを繰り返した。

     ◇

 一方、道労連系の第94回メーデー北海道集会(実行委主催)は、中央区の中島公園で開催し、40団体から約1200人が参加。「現場の声で要求実現メーデー」と位置付け、参加者の3分スピーチなどを実施。集会終了後に市内中心部をデモ行進した。

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