「2023年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」で、苫小牧市勇払の自動車部品製造、トヨタ自動車北海道(北條康夫社長)の5人が創意工夫功労者賞に輝いた。苫小牧市長推薦による受賞で、市内では同社が2年連続で独占。「カイゼン」によるものづくり力の高さを改めて証明した。
5人は、菅野翼さん(41)=第1ユニット製造部=、後藤元樹さん(41)=同=、佐藤光弘さん(58)=同=、長尾正詩さん(42)=品質管理部=、福沢隆太さん(42)=生産保全支援室=。各職場で上司や同僚と共に、安全性や作業性の向上、負担の軽減などを考えた。
例えば佐藤さんの「ギヤ入り箱の持ち歩き作業撲滅」は、従来は重さ10キロの箱を人力で運んでいたが、「シュート」という部品を移動させる機械を作ったことで、作業時間の削減や安全の強化につなげた。佐藤さんは「現場一体で改善できた。楽に作業できるようになり、コストや負担が軽減した」と話す。
4月27日に市役所で表彰状の伝達式が行われ、岩倉博文市長は「皆さんの創意工夫が認められた」とたたえ「さらなる利便性や安全の向上に挑戦して」と激励。5人は「子どもたちに『こういう仕事をしている』と自慢したい」「賞を取れると思わなかったのでうれしい」と喜んでいた。
















