苫小牧市サンガーデンにコケ33種 高橋さん独自調査

苫小牧市サンガーデンにコケ33種
高橋さん独自調査
コケの展示を計画している高橋さん

 コケの魅力に取りつかれ、調査を続ける苫小牧市見山町の高橋浩さん(71)は今年2月、サンガーデン(市末広町)の庭園内で33種のコケを確認した。6、7の両日、標本と調査結果を紹介する企画展示を同ガーデンで開く計画だ。

 高橋さんは山歩きと自然観察が趣味で長年、野草やキノコを調べてきたが、4年ほど前、パソコンに画像を取り込める顕微鏡を購入。身近にあり、気になっていたコケの調査を本格化させた。市内外で見つけたコケをルーペや顕微鏡で調べ、特徴を記録しながら図鑑やインターネット上の画像と突き合わせ、自力で判別。これまでに239種を確認し、ファイル化した。

 サンガーデン内にもコケが点在していることに気付いた高橋さんは今年2月、同園の許可を得て独自調査に着手。数週間かけてミカヅキゼニゴケやナシゴケなど33種を見つけた。道内で初めて確認されたコケもあるといい、「(温暖な地域の)植物に付着して同園に運ばれたのでは」とみている。採取したコケは標本にし、種を紹介する名札も作った。

 今回はサンガーデンのコケに加え、市内各地で高橋さんが丹念に集めた39種のコケの写真も展示する。短い解説文を添え、観察用のルーペも貸し出す。各日午前9時半~午後4時。

 高橋さんは「植物が適応できない地域で光合成を行い、酸素を供給する役割も担っている」とコケの魅力に触れながら、「名前を知ってもらうことで興味を持つきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る