苫小牧市立中央図書館で4月29日、講演会「絵本の『ことば』文字が声に変わる読み聞かせ」が開かれた。絵本を手掛ける出版社、瑞雲舎(東京)の社長井上みほ子さん(68)が、出版のこだわりや読み聞かせの魅力を説いた。
読書推進運動協議会の「こどもの読書週間」(4月23日~5月12日)にちなんだ記念事業。市民ら50人が参加した。
井上さんは本当に良いと感じた本だけを年に4冊程度出版していることや、絶版した本の再版、海外の物語の翻訳絵本なども手掛けていることを説明。同社から出した絵本をスライドに映して紹介した。
同館の1階に原画を展示している同社発行の絵本「しあわせになあれ」については、同名の合唱曲に絵本作家松成真理子さんが作画したことを紹介。市内の合唱団ヴィータ・エテルナ・コーロが、ジェスチャーを交えながら美しい歌声を披露した。
井上さんは「同じ絵本を読み聞かせても、解釈は一人ひとり違う。絵本だからこそ伝えられる、伝わることをこれからも大切にしていけたら」と述べた。
市内の読み語りグループ「びーどろ」の榎戸克美さん(76)は「読み手の解釈で読み聞かせていいという言葉に力をもらった」と話した。
















