先日、小学1年生の初めての給食の取材に行った。教員が配膳している最中から、児童たちは給食を待ち切れない表情で、ほほ笑ましかった。
「いただきます」をして食事を始めると、ほとんどの児童はしゃべらず黙々と食べ、食器を動かす音が教室内に響いた。取材した学校では黙食はすでに解除されているが、食事中に声を出すことを遠慮する児童も少なからずいるのだろう。
記者が小学生の時にはグループになって、友達と会話しながらにぎやかに給食を食べていた。感染症対策はもちろん大事だが、友達としゃべりながら楽しく食べるのも大事なことだと思う。にぎやかな給食風景が早く戻ってほしい。
そんな中でも、クラスの半数近くがお代わりし、おいしそうに食べていた。1年生には楽しい給食の時間をたくさん経験していってほしいと感じた取材だった。これから給食風景は戻っていくのか、変わらないのか、動向を見逃さないようにしたい。(本)









