苫小牧東高 気球で宇宙遊覧目指す岩谷さん招き憲法講話

苫小牧東高 気球で宇宙遊覧目指す岩谷さん招き憲法講話
岩谷さんの話に真剣に耳を傾ける生徒たち

 3日の憲法記念日を前に、苫小牧東高校(澤田慎也校長、711人)は2日、同校体育館で憲法講話を開催した。旅客技術開発を手掛ける岩谷技研の創業者で社長の岩谷圭介さん(37)を講師に迎え、さまざまな権利や自由が保障されてこそ将来の生き方を選択できることを学んだ。

 幼い頃からものづくりと科学が好きだった岩谷さんは北大で航空宇宙工学を学び、4年生から気球の研究開発を始めた。2012年に日本で初めて小型風船カメラで上空30キロからの撮影に成功。誰もが行ける宇宙遊覧の実現を目指し、16年に同社を設立した。

 「自分の力で何かを作りたい」と思うものの具体的に何をすればよいか分からないまま高校時代を過ごした。「大学で高度30キロぐらいまで風船が上がることを知り、夢が見つかった」が、その後も実証試験は失敗ばかり。岩谷さんは100回繰り返したといい、「『やってみる』から始めることが大事」と生徒たちに呼び掛けた。

 3年の小幡早耶さん(17)は「子どもの頃の夢をかなえてすごいと思った。私も医療従事者になる夢をかなえたい」と話した。

 同講話は1965年から続く生徒会主催の取り組み。基本的人権を支える民法や国際比較文化などのテーマを取り上げてきたが、今年は生徒から「宇宙」のリクエストがあり、岩谷さんに依頼した。

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