高病原性鳥インフルエンザの発生が相次いだ千歳市は、感染拡大防止と市民の不安解消のため発生地点から半径10キロ以内の監視重点区域で野鳥の監視を続け、衰弱した個体や死骸を回収している。毎日2人体制で2時間ほど湖沼や水路などを点検し、大型連休中の3日も旧長都沼や千歳川遊水地、千歳湖、美々橋、祝梅川など7カ所を巡回した。
この日は、カルガモやコガモ、キンクロハジロなどの群れを確認したが、死骸や衰弱した個体はなかった。巡視を終えた加來俊彦自然監視員は「きょうは異状は見られなかった。再発防止と市民の安心安全のため、しっかり監視したい」と話した。
渡りの北上ルートの直下である同市では今季(2022年10月~23年9月)、昨年12月28日に回収した衰弱オジロワシの陽性を確認。年明けには3月28日と4月3日、4月7日に3農場の採卵鶏から高病原性鳥インフルエンザが確認され、約120万羽が殺処分となった。
農場2カ所はすでに移動制限区域(3キロ以内)が解除され、3カ所目の農場も清浄性検査で陰性が確認されれば6日午前0時で解除される。野鳥については監視重点区域が12日午前0時に解除されるため、巡視期間は11日までの予定。
















