苫小牧市は、市内在住の外国人向けに生活情報を盛り込んだ「みんなの生活ガイドブック」を作成した。ベトナム語や中国語など4カ国語を用意しており、公共交通機関の利用方法やごみの出し方を写真やイラストを交えて紹介。市のホームページから閲覧できる。
市内で年々増加する外国人の生活不安を取り除くことが目的。市の委託を受けた北海道多文化共生NETが作成した。
市内に住む外国人の国籍を考慮しベトナム語、中国語、英語と、外国人や子どもにも伝わりやすい表現を使った「やさしい日本語」、日本語の5種類を用意した。
ガイドブックは全55ページ。市内在住外国人から知りたい情報や生活の困り事を聴き取った上、「生活の手続き」「交通・乗り物」「日本のマナー」といった15の項目にまとめた。
「ごみ」項目では、ごみの種類や使用可能なごみ袋、収集頻度を記載。ごみ袋の結び方もイラスト付きで紹介している。「防災・災害」は災害別に避難手順を説明。イラストで逃げる際の持ち物などを載せた。「医療」は、痛い箇所ごとにどの病院に行けばよいかを示し、病院での会話例も盛り込んだ。
3月に完成後、転入手続きをする外国人に随時周知しているといい、5月以降は市未来創造戦略室の窓口でも冊子版のガイドブックを入手できる。
同室の担当者は「多くの市民にガイドブックの存在を知ってもらい、困っている外国人在住者がいたら教えてあげてほしい」と話す。
市によると、3月末時点の市内在住の外国人は1037人で、国籍別の最多はベトナムの286人。次いで中国が167人となっている。
















