帝国データバンク札幌支店は、新型コロナウイルス関連融資に関する道内企業意識調査結果を発表した。関連融資を「現在借りている」企業は52・1%と半数を超えた。今後の「返済に不安」を抱いている企業は9・2%に上った。
現在借りている企業のうち、今年2月時点で融資の「5割以上」を返済していたのは16・4%。返済が「3割未満」の企業は36・4%で、「未返済や今後返済開始」の企業は33・2%だった。
現在借りている企業の返済開始時期については、「既に返済開始」が70・4%。内訳は68・4%が「条件通り返済」しているが、2%は返済額の減額などの条件緩和や返済猶予を受けている。
一方、「今年6月末までに返済が始まる」(13・2%)と「今年12月末までに返済が始まる」(9・6%)を合わせると2割超の企業が2023年中に返済開始を迎える。さらに「24年1月以降に返済が始まる」企業は5・6%だった。
現在借りている企業の今後の返済見通しでは、87・6%が「条件通り、全額返済できる」と回答。一方、「金利減免や返済額の減額・猶予など条件緩和を受けないと返済は難しい」(4%)、「返済が遅れる恐れがある」(3・6%)、「返済のめどが立たないが、事業は継続できる」(1・2%)、「返済のめどが立たず、事業は継続できなくなる恐れがある」(0・4%)を合わせ、今後の「返済に不安」を感じている企業は9・2%と1割弱となった。業界別では旅館・ホテル、飲食店を含む「サービス」が20・9%に上り、不安感を抱く企業が最も多い。
政府・自治体や金融機関による資金繰り支援の利用状況(複数回答)では、「コロナ関連融資と他の融資の一本化」が22・8%で最多だった。
調査は2月14~28日、道内企業1196社を対象に実施。480社から回答を得た。回答率40・1%。
















