札幌で桜が開花したのが4月15日。1953年の統計開始以来、最も早い開花とニュースなどで騒がれていました。この勢いで支笏湖も! と思ってから早10日…。4月26日、ようやく支笏湖でも数輪の桜が開花しました。これもこの10年で一番早い開花となりました(支笏湖ビジターセンター調べ)。ゴールデンウイークを待ったかのように4月29日から続々と開花し、支笏湖にも春が来たようでうれしくなりました。
今年は3月に入ってから気温が急激に上昇し、3月上旬は観測史上平均気温が最も高くなりました。桜の開花も近い! と期待に胸を膨らませてから一転、4月に入ってからは寒い日が続き、開花が遠のいてしまったように感じます。
昨年取り壊された赤い屋根がトレードマークだった支笏湖ユースホステル。その通り沿いの桜の木は、例年その壁の照り返しで温められていたのか、この地域では一番乗りで咲いていました。今年はユースホステルもなくなり、桜の開花も他の木よりも遅れ、少し寂しい気分になりました。今年の開花一番乗りは商店街前の桜の木でした。
お花見と言えばジンギスカンパーティーというのは道産子の皆がイメージすることだと思います。昔は支笏湖の桜の名所の一つ王子製紙千歳第一発電所の敷地でも花見が盛大に行われていたとか。
ビジターセンターが今現在立っている場所は以前神社があった場所ですが、その周りにも桜の木があり、花見を楽しむ場所だったそうです。にぎやかな様子が目に浮かびますね。今はどちらも火気厳禁となっていますが、もちろんお花は楽しむことができます。
この季節になるとニュースも天気予報も桜一色になり、日本人というのはなんて桜が好きなんだろうと思ったりもしますが、外国人観光客にもよく桜のことを問われます。季節の移り変わりを教えてくれる桜の美しさは万国共通なのかもしれないなと感じる今日この頃です。
(支笏湖ビジターセンター自然解説員 佐々木香澄)
















