相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年に起きた殺傷事件を題材にしたドキュメンタリー映画「生きるのに理由はいるの? 『津久井やまゆり園事件』が問いかけたものは…」の上映会が14日午後2時から、苫小牧市住吉コミュニティセンターで開かれる。参加費500円(学生、障害者は無料)。
「津久井やまゆり園」に元職員の植松聖死刑囚=当時(26)=が侵入し、所持していた刃物で入所者19人を刺殺、職員を含む26人に重軽傷を負わせた事件。「津久井やまゆり園を映画化する製作集団」の製作で、苫小牧東高校出身の映画監督澤則雄さん(東京在住)がメガホンを取り、事件の概要を収録した。
上映会を主催するのは市民グループ「障害者の差別をなくそう会」。代表の川口志穂さん(23)は発達障害があり、市内の就労継続支援B型事業所に通所している。川口さんは事件を「とても驚いた出来事」と受け止め、このような悲惨な事件が二度と起こらないよう願いを込めて上映会を計画した。「たくさんの人に見てもらいたい」と話している。
市内での上映会は19年に続き2回目だが、20年3月に死刑判決が下された横浜地裁の裁判記録も加えた最新作の上映は初めて。澤監督は「植松死刑囚がなぜ犯行に至ったのかを考えるのと同時に、事件によって示唆された日本社会の問題と向き合うきっかけになれば」と話している。
上映時間は76分間。上映後、参加者同士の懇談の時間も設ける。参加希望者は直接会場へ。
















