アクションスポーツの国際大会、Xゲームズ千葉最終日は14日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われ、スケートボード男子ストリートで13歳の小野寺吟雲が初出場で優勝を果たした。
2月の世界選手権で3位に入った小野寺は、ただ一人の90点台で快勝した。根附海龍は5位、東京五輪代表の白井空良(ムラサキスポーツ)は10位。同五輪米国代表のナイジャ・ヒューストンは12位だった。
13日は、予定していた全競技が雨天のため中止となった。決勝を実施できなかった各競技とも予選順位が最終結果となり、スケートボード女子パークは東京五輪銀メダルの開心那が優勝した。藤井雪凛が3位。
同女子ストリートは東京五輪金メダルの西矢椛(サンリオ)が2位。赤間凛音が3位で、五輪銅の中山楓奈(ムラサキスポーツ)は6位。自転車BMXパークは男子の中村輪夢(ウイングアーク1st)が7位だった。
▽…スケートボード女子パークの開が初めて頂点に立った。決勝が雨天中止となり、高得点を出した予選の結果で順位が決まった。苫小牧市在住の14歳は「北海道から友達も見に来ていたので、滑りたかった」と残念そう。それでも、「1位になれてうれしい。すごく良い思い出」と笑顔で受け止めた。
2月の世界選手権でも2位と好結果が続く。今月下旬には、アルゼンチンで2024年パリ五輪予選大会が控え、「自分のランをフルメークして、上位にいきたい」と意気込んだ。

















