議長に公明の藤田氏 副議長は民主の岩田氏 苫小牧市議会

 苫小牧市議会は15日、第1回臨時会を開会し、議長に第2会派公明の藤田広美氏(65)=5期=を選出した。与党系の最大会派新緑が擁立を見送り、公明が6年ぶりに議長職を獲得。本会議で選挙をせず、全会一致で決定した。一方、副議長は選挙の結果、民主クラブの岩田薫氏(64)=3期=に決まった。

 議会人事は、議員任期4年間のうち、2年ごとに交代している。臨時会は15日に開会後、休会し、断続的に非公開の代表者会議で協議。同日午後の会議で、公明が藤田氏の擁立を表明。他会派が賛同し、本会議で指名推薦となった。

 議場であいさつに立った藤田新議長は「行政と議会で議論を尽くしながら、より良いまちづくりに取り組む」とし「議会においては公平公正に努め、全身全霊で議長の責務をまっとうしたい」と決意を述べた。

 藤田氏は苫小牧市出身。2007年の市議選で初当選し、現在5期目。19年5月から21年5月まで副議長を務めた。

 最大会派の新緑は17年以降、前身の緑風時代を含め、3期連続で議長を擁立してきたが、与党系会派内で譲る格好で、会派内からの擁立を見送った。議長ポストは申し合わせで3期以上で、近年は再登板する例がないため、任期後半の人事まで見据えて控えた形だ。

 一方、副議長人事はその新緑から竹田秀泰氏(71)と、野党系の民主クラブから岩田氏が名乗りを上げた。16日午前に本会議で選挙となり、岩田氏が19票、竹田氏が9票で、岩田氏を選出した。岩田氏は野党系の民主、共産、中間会派の改革フォーラム、無所属に加え、与党系の公明が票を投じたとみられる。竹田氏は新緑、会派市民からの支持にとどまったもようだ。

 臨時会の会期は18日までの4日間。議事の進行次第で短縮する可能性もある。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る