がん制圧を願い、がん患者や家族を支援するチャリティー事業「リレー・フォー・ライフ(RFL)ジャパン2023とまこまい」が7月22日、苫小牧市末広町の出光カルチャーパーク(市民文化公園)で開かれる。市内中心部で2年連続の開催で、がんサバイバーらが思いを一つにするリレーウオーク、医師によるセミナーなどを展開。スマートフォンアプリを使ったオンラインの「セルフウオークリレー」も8月に実施する。
RFLとまこまい実行委員会(西川良雄実行委員長)の取り組み。RFLは1985年に米国で始まったイベントで、苫小牧市では2016年から同実行委などが主催。新型コロナウイルス禍の影響で20、21両年は中止し、3年ぶりに実施した昨年から活動の認知度をより高めようと、樽前のオートリゾート苫小牧アルテンから同公園に会場を移している。
昨年は雨で開催時間を短縮したが、がん患者や支援団体メンバー、看護専門学校生徒ら約550人が参加し、下村達也事務局長は「大きな反響があった」と手応え。コロナ前は「がん患者は24時間がんと向き合っている」ことを共有しようと、2日間日程で24時間開いてきたが、今年も昨年と同じ正午~午後9時に設定し、「中心部でフル開催できるための足掛かりの年にしたい」と話す。
また、市が2050年までに二酸化炭素(CO2)の実質排出量ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」宣言にも貢献する。音響設備や夜間の照明に必要な電力はこれまで、化石燃料を使った発電機で賄っていたが、今回は水素燃料電池車(FCV)を電源にしてCO2排出量を抑制する予定だ。
12日に西川良雄実行委員長ら関係者10人が市役所を訪れ、岩倉博文市長にイベント開催の協力を呼び掛けた。西川実行委員長は「昨年はあいにくの雨だったが、今年は好天を願いながら、がん啓発や地域活性化に貢献したい」と意気込んだ。岩倉市長はできる限りの支援を約束し「成功を祈っている」と話した。
















