第76回北海道高校陸上競技選手権大会室蘭支部予選最終日は19日、苫小牧市のヤクルト緑ケ丘陸上競技場で男女のフィールド、トラック14種目が行われ、北海道栄が11種目を制覇し、男女ともに総合優勝を果たした。
19日の結果は次の通り。
【男子】
▽200メートル (1)城石陸斗(北海道栄)23秒37(2)佐藤(室蘭栄)(3)鶴巻(大谷室蘭)▽110メートルハードル (1)田中煌十(北海道栄)15秒17=大会新=(2)館山(同)(3)芳賀(大谷室蘭)▽3000メートルSC (1)吹越秀翔(北海道栄)9分47秒77(2)村井(同)(3)井上(同)▽4×400メートルリレー (1)北海道栄(谷口諒空、中田敦、スコットリアム音央、永嶺隼優)3分18秒33(2)大谷室蘭(3)室蘭栄▽三段跳び (1)大﨑仁(北海道栄)13メートル60(2)後藤(同)(3)西川(同)▽やり投げ (1)山内樹(静内)50メートル09(2)藁谷(室蘭栄)(3)小守(静内)▽八種競技 (1)若松寛大(北海道栄)4424点(2)脇坂(同)(3)寺崎(同)
【女子】
▽200メートル (1)堀下結愛(北海道栄)25秒85(2)大島(同)(3)武田(同)▽3000メートル (1)塚田佑菜(北海道栄)10分33秒65(2)髙岡(登別明日)(3)山崎(北海道栄)▽100メートルハードル (1)中谷玲唯(北海道栄)16秒18(2)古内(大谷室蘭)(3)山本(静内)▽5000メートルW (1)有留優衣(静内)38分25秒94▽4×400メートルリレー (1)北海道栄(石田奈々、武田愛結花、大島璃海、中谷玲唯)4分10秒14(2)苫小牧東(3)室蘭栄▽三段跳び (1)堀下結愛(北海道栄)11メートル81(2)髙橋(同)(3)髙桑(同)▽やり投げ (1)佐藤梨里那(室蘭栄)32メートル26(2)長田(静内)(3)大谷(苫小牧東)
-苫東 全道へ、全学年でつないだバトン
「残り100メートルはきつかったが、みんなの応援のおかげで走り切れた」。女子4×400メートルリレーで苫東のアンカーを務めた飯坂(3年)。1年の佐々木を2走に迎え、初の表彰台に立った。
1走の川村(2年)はスタート前に緊張がほぐれたといい、「いつも通り走ることができた」。2走の佐々木は初の高体連。決勝の舞台にも「3走につなぐことだけを考えて走った。この4人で走れて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。3走の大谷(3年)は4位でバトンを受け取り、3位の大谷室蘭との距離を縮めてアンカーの飯坂へ。飯坂が大谷室蘭を抜き去り、ゴール前で室蘭栄に競り勝って2位に入った。
全道までの残り1カ月。大谷は「全道でも結果を残せるよう、みんなで頑張りたい」と意気込む。女子部長を務める飯坂は、4種目で全道出場を決定。昨年の全道新人戦では予選敗退で終わったことから「引退前に自己ベストを出し、3年間の集大成を飾れたら」と闘志を燃やした。




















