駅前再整備具現化へ 検討委が初会合 課題を整理

駅前再整備具現化へ 検討委が初会合 課題を整理
苫小牧駅前再整備計画策定検討委員会の初会合

 苫小牧市は今年度、JR苫小牧駅前の再整備に関する具体的な方向性や建物の配置、事業費などを整理する「苫小牧駅前再整備計画」を策定する。2022年度完成の苫小牧駅周辺ビジョンを具体化するもので、22日に同計画の策定検討委員会を設置した。

 市役所で初会合を開き、学識経験者や公共交通事業者、経済団体などに所属する委員9人に委嘱状を交付。座長に選ばれた北海道大学大学院工学研究院の森傑教授は「まちの先行きは50~100年で考えるべき。意見の集約以外に、いろいろな課題やアイデアを出して」と委員に呼び掛けた。

 意見交換で、委員から「もっと市民に理解してもらい、議論をしないと」「駅前は高齢者に優しくない。不自由なく動ける駅周辺にすべき」「交通の実態と将来の予想交通量を落とし込んでから大枠を決めて」などの声が上がった。

 市は22年度、中心市街地の再整備に向け、苫小牧駅周辺ビジョンを策定。苫小牧駅南口周辺でホテルや商業施設などが入った複合ビルや交通広場、大型立体駐車場などを整備し、旧商業施設・苫小牧駅前プラザエガオのビルを24年度にも解体する方針を盛り込んだ。

 市総合政策部は「民間投資の可能性や事業費の積算、地権者との合意など課題はさまざまだが、ビジョンの具現化に向け、計画の策定を進めたい」としている。

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