苫小牧造園協同組合は20日、苫小牧市サンガーデンで胆振産の間伐材から乳児用スプーンを作る教室を開いた。市内から親子ら4組が参加し、わが子の喜ぶ姿を思い浮かべながら作業を進めた。
同組合は材料として、スプーンの形に加工した胆振産ホオノキの端材を用意。参加者は目の粗さが異なる紙やすりを使い分け、表面が滑らかになるまで研磨した。スプーンとしての使いやすさや手触りなどを小まめに確認しながら、丁寧に磨いていた。
水の浸透を防ぐためにクルミ油を染み込ませる作業は持ち帰って行うようにし、同組合のスタッフは「5時間ほどで乾いたら、また染み込ませるという作業を2、3回繰り返して」と呼び掛けた。
北光町の会社員荒谷祐太さん(32)と妻の彩花さん(31)は、生後5カ月の長女凪咲ちゃんと参加。「娘が喜んでくれたら」と願いながら2人で手分けして作業し、「大変だったけど、良いい思い出になった」と笑顔を見せた。
同教室は「ファーストスプーン」と題した木育活動で、胆振総合振興局森林室から材料の提供を受けて2019年度に始めた。参加対象は、道内在住の妊娠中の母親や生後1歳未満の子どもがいる家庭など。今年度は今月からサンガーデンで隔月開催し、次回は7月21日午前10時から。1組500円で参加できる。
問い合わせは市サンガーデン 電話0144(33)4411。
















