発表された代表36人の顔ぶれに驚きはない。前回W杯で日本の初の8強入りに貢献したリーチ、堀江、姫野、松島。昨秋の欧州遠征で主将としてチームをまとめた坂手、膝のけがから復帰したSO松田力也(埼玉)、FWの主力になりつつあるロックのワーナー・ディアンズ(BL東京)も順当に選ばれた。
代表候補には負傷からの回復が見込まれるラブスカフニら10人。6月の千葉県浦安市での合宿には合計46人が参加し、ポジション争いがスタートする。合宿地が宮崎市に移る7月に36人程度まで絞り込まれ、8月に発表予定のW杯登録メンバーは33人。強化責任者の藤井雄一郎ディレクターは「100%これと断言はできないが、基本的には今回選ばれたメンバーが軸」と明言した。
7~8月に国内で予定されている5試合は、選考よりもチームの完成度を高めることを優先するという。藤井氏は起用方針について、「経験のある選手が軸。あとは若さや、練習の中でのパフォーマンス」と話した。
リーグワンで新人賞を争った長田と木田は初選出。若手がW杯の舞台に立つには、序列を崩せるくらいの強烈なアピールが必要になる。

















