2024年4月に統合する苫小牧看護専門学校(苫小牧市住吉町)と王子総合病院付属看護専門学校(同表町)の統合記念祝賀会が22日、苫小牧市内のホテルで開かれた。東胆振の医療関係者ら約70人が参加し、地域医療の担い手を育てる新たな体制に大きな期待を寄せた。
両校は近年の少子化や市外への人材流出などで受験者が減少。地域の看護師確保、養成効率化を図ろうと、苫小牧看護に一本化する。22年度から苫小牧看護は定数を倍増し、王子は学生募集を停止するなど、準備を進めてきた。
祝賀会で、苫小牧看護を運営する苫小牧市医師会の沖一郎会長は「さまざまな方の協力、尽力で統合が実現した。地域の看護師教育、養成に向け改めて頑張っていきたい」と意欲。岩井和浩校長も「両校の伝統や校風を融合し、さらに進化した教育体制で地域医療に貢献したい」と強調した。
王子看護は1950年設立の王子病院付属乙種看護婦養成所を前身に70年以上続いた。同校の大岩均校長は「歴史や伝統が苫小牧看護専門学校の中に根付いてほしい」と願った。
関係者からは期待の声が上がり、岩倉博文市長は「統合はこれからの地域医療に必ず役立つ」と歓迎。苫小牧保健所の竹内徳男所長は「地域に根差した、質の高い看護教育が提供されていくのでは」と述べた。
















