第76回北海道高校サッカー選手権大会室蘭支部予選会兼全国高校総合体育大会サッカー競技北海道予選会室蘭支部予選会第2日目は24日、苫小牧市緑ケ丘公園サッカー場で2回戦4試合が行われた。東胆振・日高勢では駒大苫小牧、苫小牧中央、苫小牧工業が大谷室蘭を含め4強に名乗りを上げた。
▽2回戦
駒大苫小牧2―0苫小牧東
苫小牧中央3―0伊達開来
苫小牧工業1―0北海道栄
大谷室蘭7―1静 内
―苫東、悔しさ次の糧に
駒大苫に善戦も0―2で涙をのんだ苫小牧東。作田主将(3年)は「格上相手に良い試合はしたが、負けた悔しさが大きい」と涙ながらに語った。
序盤から駒大苫がペースを握った試合だったが、守りからのカウンターを狙った苫東は駒大苫ゴールに迫るプレーも見せ白熱した試合を展開した。「技術面で劣るけど、チーム一丸となって戦い抜いた」
3年生は引退を迎える。「下級生のおかげでここまで成長できた」と振り返る。3年生中心に全員でつくり上げたチームだっただけに「後輩たちはこの悔しさを次の糧にして戦ってほしい」と思いを託した。
―道栄、遠かったゴール
北海道栄は1点が遠く苫工に0―1で敗れた。小松主将は「負けた要因は練習不足」と肩を落とした。
前半から積極的な攻めを見せた道栄は、芝コートを大きく使ったパス回しから押し上げ、サイドからゴール前に集めて何度もチャンスをつくだした。しかし決め切ることができず前半にカウンターの1失点。「狙っていることは分かっていたが、やられてしまった」と振り返った。
「技術面ではなく、ベンチメンバーを含め全員が勝ちたいという気持ちを前面に出して、常にサッカーのことを考えて練習でも集中して取り組んでいくことが大切」と前を向いた。




















