北海道経済産業局は産業界と教育機関、行政で構成する「北海道半導体人材育成等推進協議会」の設立を決め、6月2日に札幌市内で第1回会議を開く。千歳市で次世代半導体の国産化を目指すRapidus(ラピダス)の小池淳義社長もオンラインで参加する。
同協議会は▽半導体人材の育成と確保▽半導体関連産業の取引の活性化―をテーマに推進策を検討する。
半導体人材の育成と確保では、企業側が求めるスキルや人材、人数のニーズを把握するとともに、出前講座、実践的インターンシップを通じて将来担い手となる若年層(小中高生)に半導体産業の魅力を発信する。半導体関連産業の取引活性化では、道内企業の基礎情報、製造・取引の現状調査や内外企業との取引マッチングを通じ連携を推進する。
協議会は千歳市周辺の半導体企業など10社と6協力機関、電気・電子の学部学科を有する大学・高専など12の高等教育機関、経済産業省、文部科学省、道、千歳市の計32機関で発足し、初年度は調査事業が中心。テーマごとにワーキンググループを設け、今秋の中間報告、来春の年度末報告を経て来年度から活動を本格化させる。企業からの申し込みがあれば構成員を随時追加するとしている。
北海道経済産業局の岩永正嗣局長は「ラピダスの千歳進出は北海道経済の大きな転機。ぜひ成功させたい」と意欲を示し、「道内には大学や高専など半導体産業を担う人材育成のポテンシャルがある。どういう人材が必要なのかをしっかり捉え、産官学一体で取り組んでいきたい」と述べた。
















