脱炭素住宅普及へ補助金 あすから申請受け付け 苫小牧市

脱炭素住宅普及へ補助金 あすから申請受け付け 苫小牧市
「ゼロカーボンハウス促進補助金」をPRする職員

 苫小牧市は6月1日から、エネルギー消費量を実質ゼロ以下にする「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH=ゼッチ)」の新築・購入に対する補助金の申請受け付けを開始する。住宅への省エネシステム導入を促し、脱炭素社会実現の加速化を目指す。

 ZEHは省エネ設備や太陽光発電などの再生可能エネルギーを取り入れ、電力消費量の収支ゼロを図る住宅で、市内での新築、購入に一律55万円を支給する。より高性能な「ZEH+」には同100万円を補助する。

 また新築・既存住宅を対象に、▽太陽光発電の導入に1キロワット当たり7万円(上限10キロワット)▽その付帯設備としての蓄電池設置費用(1キロワット時当たり15・5万円未満)の3分の1―の補助金も用意した。

 いずれも電力の自家消費など国の補助基準を満たす必要があり、購入や設置工事を市内に事務所を持つ法人、個人事業主に依頼することなどの条件がある。 

 市の「ゼロカーボンハウス促進補助金」の一環。太陽光発電システムや蓄電池、二酸化炭素排出を抑える省エネ機器の購入や設置費用の一部を支援する事業で、市は今年度予算に前年度当初比16倍の1億1180万円を確保した。独自財源を充てる省エネ機器の補助金は4月10日から受け付けを開始し、ZEH関連は国の交付金決定を待っていた。

 先行して受け付け中の省エネ機器は来年3月末までの設置工事終了などを条件に、購入・設置費用の1割を補助する。申請は26日時点で49件に上り、交付額は計385万円。二酸化炭素を冷媒に利用する給湯器「エコキュート」(既存住宅)が38件で最多という。

 市環境保全課は「少しでも節電になればと問い合わせる市民が多い。各家庭で脱炭素を考える機会にしてもらいたい」としている。問い合わせは同課 電話0144(57)8806。

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