道は5月31日、道庁でNTTドコモ(井伊基之社長)、NTTコミュニケーションズ(丸岡亨社長)と連携協定を締結した。全道でデジタル化を推進し、3者が協力して地域社会の活性化を目指す。
協定内容は▽デジタルデバイド(情報格差)の解消▽地域のデジタル化推進▽行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進▽中小企業のDX推進▽未来技術の活用・デジタル人材育成―の5項目。
具体的には、ショップがない道内約30市町村でスマホ教室を開催。ドコモショップを活用してAR(拡張現実)による疑似体験を展開し、地域住民がデジタル技術に触れたり、学んだりする機会を創出する。また、行政サービスDXの各自治体への普及を進め、自治体職員の働き方改革を推進。中小企業のDXへの理解も促進し、生産性や稼ぐ力を向上させる。
締結式には鈴木直道知事、ドコモの井伊社長、コミュニケーションズの芦川隆範常務執行役員が出席し、協定書にサインした。
知事は「今回締結した協定は本道の暮らし、産業、行政の各分野のデジタル化推進に幅広く協力を頂ける内容」と説明。「北海道は179市町村と日本一の自治体の数を抱えている」とし、「広域分散型の諸課題に対してドローン、メタバース(仮想空間)など未来技術を活用して取り組みを進める道にとっては、最新の技術と知見を有する両社との連携は大変心強い」と強調。「3者が有するさまざまなノウハウを最大限活用して、創意工夫を凝らしながら具体的な事業に取り組んでいきたい」と意欲を示した。井伊社長は「デジタル化のパートナーとして道から選んでいただいた以上は、北海道をより豊かに、大きな地域にしていくということに全力を尽くしたい」と述べた。
















