鈴木直道知事は1日、定期人事異動を発令し、新たな組織体制で2期目を本格始動させた。全職員(約1万3000人)に対する訓示で知事は「環境が大きく変化する今だからこそ、地域の視点、現場の視点が大切になっている」と強調。「地域の発展なくして、北海道の発展はない」と指摘し、「地域の皆さんと共に多様な魅力をさらに磨き上げながら課題に向き合い、前へ進んでいかなければならない」と述べた。
4月の道知事選で169万票を獲得して大差で再選を果たした鈴木知事は、3人の副知事のうち1人を入れ替えるなど1日付で2期目の人事を発令。▽暮らしを守る▽未来を創る▽地域と進める―の三つの視点で組織機構体制も積極的に見直した。
この日は特別職と部長相当職の幹部職員35人を知事会議室に集めたほか、共聴テレビとパソコン配信で全職員に訓示。知事は「道庁として、私の2期目として新たなスタートの日」と切り出し、「この新たな体制で、道政が直面するさまざまな課題に対し皆さんと力を合わせて、立ち向かっていきたい」と力を込めた。
さらに知事は北海道を取り巻く環境が急激に変化していることを挙げ「道庁の存在はこれまで以上に重要となっている」と指摘。特に次世代半導体の国産化を目指すRapidus(ラピダス)の千歳進出について「ラピダス社が技術開発・量産製造を目指す次世代半導体は医療や福祉、農林水産業などさまざまな分野での活用が期待され、今後の新しい社会経済をつくっていく上での鍵となる」と説明。「この前例のない壮大なプロジェクトの成功に向け、全庁が一丸となってスピード感を持って取り組むことが重要」と語った。
さらに知事は「道政は道民のためにあるもの。そして今の世代だけではなく、次の世代を担う子どもたちのためにあるものでもある」と述べ、1万3000人の職員に対し「そうした多くの方々の希望となる未来を創っていくという気概を持ち、さまざまな困難に一緒に挑戦し、私と共に前に進めていただきたい」とメッセージを送った。
















