苫小牧観光協会が市民や観光客に自転車を貸し出す「レンタサイクル」の利用が好調だ。2022年の実績は前年比約2・4倍の738人で、事業を開始した04年以降で最多。今年も4月の滑り出しから順調で、同協会は「昨年を超える利用になれば」と期待している。
市内の観光や買い物に使ってもらおうと、毎年4~11月に実施している。シティーサイクル6台があり、料金は1日(午前9時~午後5時45分)500円。自転車利用者へのヘルメット着用の努力義務化を受け、今年からヘルメットも貸し出している。
直近10年間の利用実績によると、13年以降は400~500人台で推移し、新型コロナウイルス感染拡大に伴って20年、21年は利用者が300人台に落ち込んだ。22年は一転して過去最多の738人が利用し、月別の内訳は多い順に9月が121人、8月が115人だった。
同協会は好調の要因について「(昨年は)コロナとの付き合い方が分かり始め、自転車が密を避けられる屋外の利用であることも心理的に影響したのでは」と推測する。利用者は主に道外からの観光客で、行き先に海の駅ぷらっとみなと市場(港町)を挙げる人が多かった。
今年も4、5月の2カ月間で利用者は172人で、前年同期比4人増と伸ばしており、同協会の清水克彦事務局次長は「コロナが5類に引き下がり、利用がさらに増えていけば」と話している。
予約や問い合わせは、同協会 電話0144(34)2000。
















