北海道経済産業局が主催し、道内の半導体関連企業、大学・高専、行政など32機関でつくる「北海道半導体人材育成等推進協議会」の初会合が2日札幌市内で開かれ、約70人が出席した。北海道経済連合会の真弓明彦会長は半導体関連企業の立地促進に向け、7月に一般社団法人北海道新産業創造機構(仮称)を設立することを明らかにした。
冒頭、岩永正嗣道経済産業局長は「(次世代半導体製造の)ラピダスの千歳進出は本道の産業構造を一変させる可能性を秘める」とし「高度な人材は一朝一夕には育てられない。産学官が一体で取り組む必要がある」と協力を求めた。
ラピダスの小池淳義社長はオンラインで参加し、「AI(人工知能)、データサイエンスを活用できる人材が必要」と強調。「スピード最優先で工場を造り、北海道を日本の次世代先端半導体の開発発信基地にする」と述べ、苫小牧、千歳、札幌、石狩市を結ぶエリアをDX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーントランスフォーメーション)の産業拠点とする北海道バレー構想を説明した。
真弓会長は「半導体人材育成を含め道内の半導体関連産業、各産業・企業の立地促進に向け力を結集し、オール北海道で推進する」と語った。
同協議会は夏までに、人材育成と取引活性化をテーマにワーキンググループを設置。企業が求める人材や企業とのマッチングの意向を調査する。
















