9月に札幌市で開かれるアジア初の「アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)」の機運を高めよう―と6日、北海道実行委員会(会長・鈴木直道知事)の総会が同市内で開かれた。開催まで100日を切り、鈴木知事は「ATWS開催は、ポテンシャルの高い北海道をPRする絶好の機会。高付加価値の旅のスタイルを定着させたい」と出席者に協力を呼び掛けた。
ATはアクティビティー、自然、文化体験のうち二つ以上で構成する旅行のこと。欧米やオーストラリアの富裕層を中心に拡大し、観光消費額は一般旅行者の約2倍という。ATWSは60カ国・地域から旅行関連業者約800人が参加する世界最大のAT商談会で、9月11日から14日まで開催される。サミット前後には道内外53コースのツアーを繰り広げる。
この日の総会には札幌と旭川、帯広、釧路、稚内の市長も出席し、サミットへの思いを熱く語った。総会後は観光、運輸、情報、金融関連企業などトップパートナー(協賛企業、17社)の16社が参加して発表会も行われた。
道内7空港を運営する北海道エアポートの蒲生猛社長は「ATWSが一過性で終わることなく拡大していくように、いろいろな形で仕掛けたい」と語り、JR北海道の綿貫泰之社長は「鉄道は環境に優しい交通機関で、ATの志向するツーリズムに合致する。AT発展に協力したい」とアピールした。北海道銀行の齋藤勝副頭取は「道内700店舗のATM(現金自動預払機)画面を通じATWS開催の周知を図る」と述べた。
















