犬や猫と快適に暮らすために 苫小牧市、ガイドライン作成 飼い主のルールなどまとめる

犬や猫と快適に暮らすために 苫小牧市、ガイドライン作成 飼い主のルールなどまとめる
市が初めて作成した犬や猫の飼育に関するガイドライン

 苫小牧市は「犬や猫と快適に暮らすためのガイドライン」を初めて作成した。犬や猫に関する苦情が年々増加する中、ペットを飼っている人も、飼っていない人も、お互い快適に暮らすまちづくりを目指す狙い。市環境生活課の窓口や市内の動物病院に冊子を置くほか、市ホームページで公開する。

 ガイドラインはA4サイズ7ページ。環境省の指針に基づき、市内の動物愛護団体や苫小牧獣医師会などの意見を踏まえて作成。ペットを飼っている人、飼っていない人、これから飼う人、それぞれのルールなどをまとめた。

 犬の飼い主には、注意点として▽犬の登録と狂犬病の予防接種▽ふん・尿の後始末▽鳴き声の原因に気付く―などの5項目、猫の飼い主には▽室内で飼う▽望まない繁殖を防ぐ―の2項目を挙げた。

 ペットを飼っていない市民には、ふん尿被害や望まない繁殖を防ぐ観点から、野良猫への餌やりをやめるように訴える。迷い犬や捨て犬、捨て猫を見つけた場合、苫小牧署への連絡を呼び掛けている。巻末にペットを飼う責任や覚悟を問う環境省の動画につながるQRコードを掲載した。

 これからペットを飼う人に対しては、民間企業の調査データなどを参考に、犬や猫の餌代や医療費、火葬費を紹介。2022年6月からペットショップなどで販売される犬や猫はマイクロチップが装着されるため、飼い主が情報を更新する必要性を説明した。

 市内で犬や猫に関する苦情は、19年度が66件、20年度が68件、21年度が70件、22年度が103件と増加傾向だ。内容はふん尿の不適切処理や野良猫への餌やりが多いという。

 市は広報とまこまい6月号でも、犬や猫を飼う際のルールなどを特集記事として掲載。犬や猫の飼い方や接し方に関する啓発を強化しており、市環境生活課は「ガイドラインと合わせ、適正飼育や理解につなげたい」としている。

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