【パリ時事】テニスの全仏オープン第12日は8日、パリのローランギャロスで行われ、混合ダブルス決勝で加藤未唯(ザイマックス)ティム・プッツ(ドイツ)組がビアンカ・アンドレースク(カナダ)マイケル・ビーナス(ニュージーランド)組に逆転勝ちし、優勝した。4―6、6―4からのマッチタイブレークを10―6で制した。優勝賞金は12万2000ユ ーロ(約1830万円)。
全仏の混合ダブルスで日本選手の優勝は2大会連続。昨年の前回大会はウェスレイ・コールホフ(オランダ)と組んだ柴原瑛菜(橋本総業)が頂点に立った。
加藤は今大会、アルディラ・スーチャディ(インドネシア)と組み女子ダブルスにも出場。4日の3回戦で加藤がポイント間に打った球がボールガールに直撃し、危険な行為と見なされて失格となった。
女子シングルス準決勝で、2連覇が懸かる第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と、世界ランキング43位のカロリナ・ムホバ(チェコ)が決勝に進んだ。
シフィオンテクは、ベアトリス・アダドマイア(ブラジル)に6―2、7―6でストレート勝ち。ムホバは、全豪オープン覇者で第2シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)に7―6、6―7、7―5で競り勝ち、四大大会で初めて決勝に進出した。

















